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2025/06/23 10:54

イタリアンエスプレッソって?

9気圧で抽出されていること。
安定した9気圧抽出を実現するためには、イタリア製のエスプレッソマシーンが最適。
Neneではロケット社のジオットクロノメトロRというマシンを導入しています。

エスプレッソは
イタリア系とシアトル系に大別されます。
イタリア系は必ずロブスタ種が配合されています。少なくとも25%、多いと50%がロブスタだったりします。
ロブスタが入ることで、深いコクと苦み、芳醇な香りを楽しめます。

Neneのエスプレッソ用ローストは、シティ・フルシティ。
甘みがあってコクもある、そして酸味とのバランスが抜群のローストです。
ロブスタも自家焙煎しており、同じくフルシティ程度。ロブスタといっても悪い豆ではなく、美味しいロブスタが手に入っている限り、必要以上に深煎りはしていません。

イタリアンエスプレッソのお味は・・・
苦みより上質な酸味。苦いだけのコーヒーは美味しくない、というのが世界での共通認識です。一方で酸味は非常に大事な隠し味となります。酸味というと、一時期流行った浅煎りコーヒーの影響で酸っぱい味を想像する方が多いが、”甘酸っぱさ”という美味しさを導き出します。リンゴの「シナノゴールド」をご存知だろうか。お店で質問を受けると例えにひっぱり出すのがこのリンゴ。酸味がちゃんとあるのが特徴だが、若い青いリンゴの酸っぱさではない。それは甘みが非常に強いから。結果、”甘酸っぱい”美味しいリンゴとなる。エスプレッソも似ていて、酸味があるから甘み・苦みと一体となったときに最高のコク・味となります。もう一つとても大事な要素が”クレマ”。イタリアンエスプレッソのクレマは分厚くきめ細かい。クレマはエスプレッソそのものと言っていいもので、クレマの味と香りが良いということすなわちそのエスプレッソが旨い、ということ。

エスプレッソと砂糖・シロップ。
イタリアのバールでは、エスプレッソを注文するやいなや砂糖袋の口を切る、それも2袋も3袋も。。そんな光景が当たり前だそう。決して甘党だから、っていう訳ではなく、イタリアンエスプレッソは砂糖を入れて完成する。エスプレッソの味を決めていく際に、砂糖が入るこをを前提に調整しているのだ。Neneでも砂糖が入って完成する味に調整している。最近では砂糖の代わりにサトウキビから作られたシロップをおススメすることもある。コールドドリンクだけという先入観を捨てると、ホットにシロップでも美味しくいただけることに気が付く。ちなみに砂糖を入れると、クレマの上に砂糖がお行儀よく乗って一時静止してからゆっくりと沈んでゆく。かき混ぜすぎないのも大事で、最後に残った”モノ”が極上のチョコレートドルチェに変貌します。お試しあれ。

とはいえ現実、ストレートではやはり濃すぎる、と感じる方も多いと思います。
Neneにはカフェラテに合わせるミルク量を調整したNene Styleがあります。濃いというかちょうどいい割合。ミルクばっかりのコーヒーではなく、エスプレッソをしっかり感じることが出来つつ強すぎないところ。カプチーノも基本はエスプレッソ主体。泡泡ミルク感たっぷりカプチーノではなく、コーヒーの味をしっかり味わいつつ、クレマやミルクフォームが混然一体となった味をお楽しみいただけます。

最後に、エスプレッソという言葉は日本語で「早い」とか「急行」といった意味になるかと思います。Neneではエスプレッソドリンクは非常に短時間で提供可能です。朝早い時間には”アーリーバード”というサービスがあり、ドリンク全てが200円引きになりますが、そんな時間帯にエスプレッソドリンクを単品で注文してサクッとお店を後にする、そんなスタイルはいかがだろうか。

Grazie!
Mahalo!




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