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2024/07/21 10:59

Nene Coffeeでは早朝5時前からマラサダの仕込みが始まります。
マラサダの生地はパンと同じでイーストを発酵させて作ります。
粉と砂糖、卵・ミルクを合わせたところにドライイーストを投入して捏ねていきます。
Nene Coffeeでは手ごねで作ります。
ハンドミキサーを使用していた時期もありますが、今までに3個壊しました。
パン作りに家庭用ハンドミキサーは非力です。
一方手ごねは安定しませんのでプロのパン職人さんから見れば不適切と見えてしまいましょう。
Nene Coffeeでは毎週末にマラサダ生地を捏ねているうちに、だんだん慣れてきました。
マラサダ登場初期に比べて格段にふわふわで美味しくなったと思います。
初期の方、戻ってきてー、成長したと思いますよー。

ある程度捏ねたところにバターを加えて更に捏ねていきます。
ベトベト状態から再びまとまって弾力が出てきます。

捏ね。いわゆるコネ作業から圧力をかけて押しこねたり、台に擦り伸ばしたり。
最後は台に叩きつけます。
いろいろなこねが理想のグルテン膜形成に役立っているようです。

これで一次発酵させます。約1時間。
一次発酵中にオープン時間を迎えます。
エスプレッソマシンやお湯沸かしは出来ているので、外にのぼりを立ててオープンのブロックを表示させます。
自分の朝食準備を進めるうちに一次発酵が終了します。

分割。
手際よく。
触りすぎない。
夏は冷房をかけてはいますが手の温度が生地に伝わってしまいます。
さっさと分割してまとめて終わり。意外に大事。
ボールをかぶせて30分のベンチタイム。

ガス抜きと整形をしてカットしたペーパーに乗せてから天板に。
表面を張らせるようにするといいようです。破けないように。
下の閉じ目はしっかり閉じます。
天板のままホイロで約1時間、最終発酵です。

さー、いよいよ揚げで完成です。
Nene Coffeeでは揚げ油は米油を使っています。
しょせん揚げ物ですが少しでも良いものがいい。
160℃程度で色良く上げていきます。
温度が低いとべちょっとしますし、高いと焦げる。
火をつけたり消したり調整。
揚がったら砂糖をまぶして完成。
Nene Coffeeでは花見糖を使っています。
優しい甘みとうまみ、ざらっとした食感が少し残るのもいい感じ。
9時ちょっと前、くらいでしょうか。
だいたいアーリーバード終了のころに揚げ終わります。

出来立ては熱々でふわっふわっ。
パン生地に近いので目の詰まったしっかり生地に。
時間が経っても油周りは少なく美味しくいただけます。
クリームが入らないプレーンのためパクパク食べれてしまう。

おすすめはアイスティと一緒に。
ごくごく飲める爽やかで香り高いアイスティと手作りマラサダでちょっぴりハワイのモーニング気取り。

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